クララ幼稚園の第64回卒園式が、厳かな雰囲気のなか与那原カトリック教会で執り行われました。今年は34名の園児たちが、保護者や先生方に見守られながら、新たな一歩を踏み出しました。








式では、卒園生一人ひとりに卒園証書が手渡されました。小さな手で証書を受け取ると、その表情には、これまでの日々の積み重ねが自信となって表れていました。
園長先生は、子どもたちに向けて「みんな、自分で選んだことを最後まで頑張る力があります。だから小学校に行っても、自信を持って頑張ってくださいね」と祝福。
また保護者に向けては、クララ幼稚園で取り組んできた縦割り保育の意義にも触れながら、「年少のパートナーさんたちのお世話をする中で、年長さんたちは人を気遣い、思いやる心を育んできました。これは、人として育つための大切な土台です。どうか、これからの子どもたちの歩みを信じ、見守ってあげてください」と呼びかけました。






式の後半では、子どもたちから保護者への感謝のメッセージと歌のプレゼントがありました。会場には涙ぐむ保護者の姿も見られ、ひとつの節目としての卒園式の感動が静かに広がっていきました。
巣立つ子どもたちが、これからも自ら選んだ道を、自信を持って歩んでいけますように。クララ幼稚園で育んだ優しさとたくましさを胸に、輝く未来へと羽ばたいていきます。